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Zend_OpenId_Consumer の基本

Zend_OpenId_Consumer を使用して、 ウェブサイト上の OpenID 認証スキーマを実装します。

OpenID Authentication

サイト開発者の視点で見ると、OpenID の認証手続きは次の三段階となります。

  1. OpenID 認証フォームを表示する。

  2. OpenID の識別子を受け取り、それを OpenID プロバイダに渡す。

  3. OpenID プロバイダからの応答を検証する。

実際のところ、OpenID 認証プロトコルはもう少し複雑な手順を踏んでいます。 しかしその大半は Zend_OpenId_Consumer の中にカプセル化されており、開発者側が意識する必要はありません。

OpenID 認証手続きはエンドユーザ側から始まるもので、 まず認証情報を適切な形式で入力してそれを送信するところから始まります。 次の例は、OpenID 識別子を受け付けるシンプルなフォームを表示するものです。 このサンプルはログイン画面を表示するだけのものであることに注意しましょう。

Example #1 シンプルな OpenID ログインフォーム


OpenID ログイン

このフォームを送信すると、OpenID 識別子が継ぎの PHP スクリプトに渡されます。このスクリプトが、 認証の第二段階を処理します。 この PHP スクリプトで必要なのは、 Zend_OpenId_Consumer::login() メソッドをコールすることだけです。 このメソッドの最初の引数は OpenID 識別子で、 2 番目の引数はスクリプトの URL となります。 ここで指定したスクリプトが認証の第三段階を処理します。

Example #2 認証リクエストのハンドラ

login($_POST['openid_identifier'], 'example-1_3.php')) {
    die("OpenID でのログインに失敗しました。");
}

Zend_OpenId_Consumer::login() は指定された識別子を調べ、成功した場合には識別プロバイダのアドレスと そのローカル識別子を取得します。そして、 そのプロバイダとの関連付けを行い、 サイトとプロバイダが同じ秘密情報を共有するようにします。 この情報を使用してそれ以降のメッセージの署名を行います。 それから、認証リクエストをプロバイダに渡します。 このリクエストは、エンドユーザ側のウェブブラウザから OpenID サーバサイトにリダイレクトされることに注意しましょう。 ユーザは、その後も認証手続きを進めることができます。

OpenID サーバがユーザに通常たずねるのは、 パスワード (ユーザがまだログインしていない場合) や ユーザがこのサイトを信頼しているかどうか、 そしてそのサイトからどんな情報を返すかといった内容です。 これらのやりとりは、OpenID 対応のサイトからは見えない状態になるので、 ユーザのパスワードやその他の情報はオープンにはなりません。

成功した場合は Zend_OpenId_Consumer::login() は何も返さずに HTTP リダイレクトを行います。 エラーが発生した場合は false を返します。 エラーが発生するのは、たとえば識別子が無効だったり プロバイダが死んでいたり、通信障害が発生したりした場合などです。

認証の第三段階の処理は、ユーザのパスワードによる認証を終えた OpenID プロバイダからの応答によって始まります。 この応答は、ウェブブラウザの HTTP リダイレクトによって間接的に渡されます。 サイト側では、この応答が正しいものであるかどうかだけを確認することになります。

Example #3 認証の応答の検証

verify($_GET, $id)) {
    echo "有効 " . htmlspecialchars($id);
} else {
    echo "無効 " . htmlspecialchars($id);
}

この検証は Zend_OpenId_Consumer::verify メソッドで行います。このメソッドは、 HTTP リクエストの引数の配列全体を受け取って、 そのレスポンスが適切な OpenID プロバイダによって署名されたものかどうかを調べます。 また、エンドユーザが最初に入力した OpenID 識別子を 2 番目の (オプションの) 引数として渡します。

すべての処理をひとつのページにまとめる

次の例は、これらの三段階をひとつにまとめたものです。 それ以外に特別な付加機能はありません。 唯一の利点は、次の段階を処理するスクリプトの URL を指定しなくてもよくなるということです。 デフォルトでは、すべての段階を同じ URL で処理します。 ただ、このスクリプトの内部にはディスパッチ用のコードが含まれており、 認証の各段階に応じて適切なコードに処理を振り分けるようになっています。

Example #4 完全な OpenID ログインスクリプト

login($_POST['openid_identifier'])) {
        $status = "OpenID でのログインに失敗しました。
"; } } else if (isset($_GET['openid_mode'])) { if ($_GET['openid_mode'] == "id_res") { $consumer = new Zend_OpenId_Consumer(); if ($consumer->verify($_GET, $id)) { $status = "有効 " . htmlspecialchars($id); } else { $status = "無効 " . htmlspecialchars($id); } } else if ($_GET['openid_mode'] == "cancel") { $status = "キャンセル"; } } ?> ";?>
OpenID ログイン

さらに、このコードでは キャンセルされた場合と認証の応答が間違っていた場合を区別しています。 プロバイダの応答がキャンセルとなるのは、 識別プロバイダがその識別子について知らなかった場合や ユーザがログインしていない場合、 あるいはユーザがそのサイトを信頼しない場合などです。 応答が間違っているのは、 署名が間違っている場合などです。

レルム

OpenID 対応のサイトがプロバイダへの認証リクエストを通過すると、 自分自身をレルム URL で識別するようになります。 この URL は、信頼済みサイトのルートとみなされます。 ユーザがその URL を信頼すると、 その配下の URL も同様に信頼することになります。

デフォルトでは、レルム URL は自動的にログインスクリプトがあるディレクトリの URL に設定されます。大半の場合はこれで大丈夫ですが、 そうではない場合もあります。 際と全体で共通のログインスクリプトを使用している場合や、 ひとつのドメインで複数のサーバを組み合わせて使用している場合などです。

このような場合は、レルムの値を Zend_OpenId_Consumer::login メソッドの 3 番目の引数として渡すことができます。 次の例は、すべての php.net サイトへの信頼済みアクセスを一度に確認するものです。

Example #5 指定したレルムへの認証リクエスト

login($_POST['openid_identifier'], 'example-3_3.php', 'http://*.php.net/')) {
    die("OpenID でのログインに失敗しました。");
}

以下の例では、認証の第二段階のみを実装しています。 それ以外の段階については最初の例と同じです。

即時確認

場合によっては、信頼済み OpenID サーバにそのユーザがログインしているかどうかを ユーザとのやりとりなしに知りたいこともあります。 そのような場合に最適なメソッドが Zend_OpenId_Consumer::check です。このメソッドの引数は Zend_OpenId_Consumer::login とまったく同じですが、ユーザ側には OpenID サーバのページを一切見せません。 したがって、ユーザ側から見れば処理は透過的に行われ、 まるで他のサイトに一切移動していないように見えるようになります。 そのユーザがすでにログインしており、かつそのサイトを信頼している場合に 第三段階の処理が成功し、それ以外の場合は失敗します。

Example #6 対話形式でない即時確認

check($_POST['openid_identifier'], 'example-4_3.php')) {
    die("OpenID でのログインに失敗しました。");
}

以下の例では、認証の第二段階のみを実装しています。 それ以外の段階については最初の例と同じです。

Zend_OpenId_Consumer_Storage

OpenID の認証手続きは三段階に分かれており、 それぞれで別々の HTTP リクエストを使用します。 それらのリクエスト間で情報を保存するため、 Zend_OpenId_Consumer では内部ストレージを使用します。

開発者は特にこのストレージを気にする必要はありません。 デフォルトで、Zend_OpenId_Consumer は /tmp 配下のファイルベースのストレージを使用するからです。 これは PHP のセッションと同じ挙動です。 しかし、このストレージがあらゆる場合にうまく使えるというわけではありません。 たとえばその手の情報はデータベースに保存したいという人もいるでしょうし、 大規模なウェブファームで共通のストレージを使用したいこともあるでしょう。 幸いなことに、このデフォルトのストレージは簡単に変更することができます。 そのために必要なのは、Zend_OpenId_Consumer_Storage クラスを継承した独自のストレージクラスを実装して それを Zend_OpenId_Consumer のコンストラクタへの最初の引数として渡すことだけです。

次の例は、バックエンドとして Zend_Db を使用するシンプルなストレージです。三種類の機能を持っています。 最初の機能は関連付けの情報、そして 2 番目が確認した内容のキャッシュ、 そして 3 番目が応答の一意性の確認です。このクラスは、 既存のデータベースや新しいデータベースで簡単に使用できるように実装されています。 必要に応じて、もしまだテーブルが存在しなければ自動的にテーブルを作成します。

Example #7 データベースストレージ

_db = $db;
        $this->_association_table = $association_table;
        $this->_discovery_table = $discovery_table;
        $this->_nonce_table = $nonce_table;
        $tables = $this->_db->listTables();
        if (!in_array($association_table, $tables)) {
            $this->_db->getConnection()->exec(
                "create table $association_table (" .
                " url     varchar(256) not null primary key," .
                " handle  varchar(256) not null," .
                " macFunc char(16) not null," .
                " secret  varchar(256) not null," .
                " expires timestamp" .
                ")");
        }
        if (!in_array($discovery_table, $tables)) {
            $this->_db->getConnection()->exec(
                "create table $discovery_table (" .
                " id      varchar(256) not null primary key," .
                " realId  varchar(256) not null," .
                " server  varchar(256) not null," .
                " version float," .
                " expires timestamp" .
                ")");
        }
        if (!in_array($nonce_table, $tables)) {
            $this->_db->getConnection()->exec(
                "create table $nonce_table (" .
                " nonce   varchar(256) not null primary key," .
                " created timestamp default current_timestamp" .
                ")");
        }
    }

    public function addAssociation($url, $handle, $macFunc, $secret, $expires)
    {
        $table = $this->_association_table;
        $secret = base64_encode($secret);
        $this->_db->query("insert into $table (url, handle, macFunc, secret, expires) " .
                          "values ('$url', '$handle', '$macFunc', '$secret', $expires)");
        return true;
    }

    public function getAssociation($url, &$handle, &$macFunc, &$secret, &$expires)
    {
        $table = $this->_association_table;
        $this->_db->query("delete from $table where expires < " . time());
        $res = $this->_db->fetchRow("select handle, macFunc, secret, expires from $table where url = '$url'");
        if (is_array($res)) {
            $handle  = $res['handle'];
            $macFunc = $res['macFunc'];
            $secret  = base64_decode($res['secret']);
            $expires = $res['expires'];
            return true;
        }
        return false;
    }

    public function getAssociationByHandle($handle, &$url, &$macFunc, &$secret, &$expires)
    {
        $table = $this->_association_table;
        $this->_db->query("delete from $table where expires < " . time());
        $res = $this->_db->fetchRow("select url, macFunc, secret, expires from $table where handle = '$handle'");
        if (is_array($res)) {
            $url     = $res['url'];
            $macFunc = $res['macFunc'];
            $secret  = base64_decode($res['secret']);
            $expires = $res['expires'];
            return true;
        }
        return false;
    }

    public function delAssociation($url)
    {
        $table = $this->_association_table;
        $this->_db->query("delete from $table where url = '$url'");
        return true;
    }

    public function addDiscoveryInfo($id, $realId, $server, $version, $expires)
    {
        $table = $this->_discovery_table;
        $this->_db->query("insert into $table (id, realId, server, version, expires) " .
                          "values ('$id', '$realId', '$server', $version, $expires)");
        return true;
    }

    public function getDiscoveryInfo($id, &$realId, &$server, &$version, &$expires)
    {
        $table = $this->_discovery_table;
        $this->_db->query("delete from $table where expires < " . time());
        $res = $this->_db->fetchRow("select realId, server, version, expires from $table where id = '$id'");
        if (is_array($res)) {
            $realId  = $res['realId'];
            $server  = $res['server'];
            $version = $res['version'];
            $expires = $res['expires'];
            return true;
        }
        return false;
    }

    public function delDiscoveryInfo($id)
    {
        $table = $this->_discovery_table;
        $this->_db->query("delete from $table where id = '$id'");
        return true;
    }

    public function isUniqueNonce($nonce)
    {
        $table = $this->_nonce_table;
        try {
            $ret = $this->_db->query("insert into $table (nonce) values ('$nonce')");
        } catch (Zend_Db_Statement_Exception $e) {
            return false;
        }
        return true;
    }

    public function purgeNonces($date=null)
    {
    }
}

$db = Zend_Db::factory('Pdo_Sqlite',
    array('dbname'=>'/tmp/openid_consumer.db'));
$storage = new DbStorage($db);
$consumer = new Zend_OpenId_Consumer($storage);

このサンプルには OpenID の認証コードそのものは含まれません。 しかし、先ほどの例やこの後の例と同じロジックに基づいています。

Simple Registration Extension

認証に加えて、OpenID は軽量なプロファイル交換のためにも使用できます。 この機能は OpenID 認証の仕様ではカバーされておらず、 OpenID Simple Registration Extension プロトコルで対応しています。 このプロトコルを使用すると、 OpenID 対応のサイトがエンドユーザに関する情報を OpenID プロバイダから取得できるようになります。 取得できる情報には次のようなものがあります。

  • nickname - ユーザがニックネームとして使用している UTF-8 文字列。

  • email - エンドユーザのメールアドレス。RFC2822 のセクション 3.4.1 の形式。

  • fullname - エンドユーザのフルネームを表す UTF-8 文字列。

  • dob - エンドユーザの誕生日を YYYY-MM-DD 形式で表したもの。 指定されている桁数より少ない場合は、ゼロ埋めされます。 この値は常に 10 文字となります。 エンドユーザがこの情報の公開を希望しない場合は、 その部分の値をゼロに設定する必要があります。 たとえば、1980 年生まれであることは公開するが 月や日は公開したくないというエンドユーザの場合、 返される値は "1980-00-00" となります。

  • gender - エンドユーザの姓。"M" が男性で "F" が女性。

  • postcode - エンドユーザの国の郵便システムに対応した UTF-8 文字列。

  • country - エンドユーザの居住地 (国) を ISO3166 形式で表したもの。

  • language - エンドユーザの使用言語を ISO639 形式で表したもの。

  • timezone - TimeZone データベースの ASCII 文字列。 "Europe/Paris" あるいは "America/Los_Angeles" など。

OpenID 対応のウェブサイトからは、 これらのフィールドの任意の組み合わせについての問い合わせをすることができます。 また、いくつかの情報についてのみ厳密に問い合わせを行い、 それ以外の情報については開示するかしないかをユーザに決めさせることもできます。 次の例は、nickname およびオプションで emailfullname を要求する Zend_OpenId_Extension_Sreg クラスのオブジェクトを作成するものです。

Example #8 Simple Registration Extension のリクエストの送信

true,
    'email'=>false,
    'fullname'=>false), null, 1.1);
$consumer = new Zend_OpenId_Consumer();
if (!$consumer->login($_POST['openid_identifier'], 'example-6_3.php', null, $sreg)) {
    die("OpenID でのログインに失敗しました。");
}

見てのとおり、Zend_OpenId_Extension_Sreg のコンストラクタに渡すのは問い合わせたいフィールドの配列です。 この配列のインデックスはフィールド名、値はフラグとなります。 true はそのフィールドが必須であること、そして false はそのフィールドがオプションであることを表します。 Zend_OpenId_Consumer::login の 4 番目の引数には、 extension あるいは extension のリストを指定することができます。

認証の第三段階で、Zend_OpenId_Extension_Sreg オブジェクトが Zend_OpenId_Consumer::verify に渡されます。そして、認証に成功すると、 Zend_OpenId_Extension_Sreg::getProperties は要求されたフィールドの配列を返します。

Example #9 Simple Registration Extension の応答内容の検証

true,
    'email'=>false,
    'fullname'=>false), null, 1.1);
$consumer = new Zend_OpenId_Consumer();
if ($consumer->verify($_GET, $id, $sreg)) {
    echo "有効 " . htmlspecialchars($id) . "
\n"; $data = $sreg->getProperties(); if (isset($data['nickname'])) { echo "nickname: " . htmlspecialchars($data['nickname']) . "
\n"; } if (isset($data['email'])) { echo "email: " . htmlspecialchars($data['email']) . "
\n"; } if (isset($data['fullname'])) { echo "fullname: " . htmlspecialchars($data['fullname']) . "
\n"; } } else { echo "無効 " . htmlspecialchars($id); }

引数を渡さずに Zend_OpenId_Extension_Sreg を作成した場合は、必要なデータが存在するかどうかを ユーザ側のコードで調べなければなりません。 しかし、第二段階で必要となるフィールドと同じ内容のリストでオブジェクトを作成した場合は、 必要なデータの存在は自動的にチェックされます。 この場合、必須フィールドのいずれかが存在しなければ Zend_OpenId_Consumer::verifyfalse を返します。

デフォルトでは Zend_OpenId_Extension_Sreg はバージョン 1.0 を使用します。バージョン 1.1 の仕様はまだ確定していないからです。 しかし、中にはバージョン 1.0 の機能では完全にはサポートしきれないライブラリもあります。 たとえば www.myopenid.com ではリクエストに SREG 名前空間が必須となりますが、これは 1.1 にしか存在しません。 このサーバを使用する場合は、Zend_OpenId_Extension_Sreg のコンストラクタで明示的にバージョン 1.1 を指定する必要があります。

Zend_OpenId_Extension_Sreg のコンストラクタの 2 番目の引数は、 ポリシーの URL です。これは、識別プロバイダがエンドユーザに提供する必要があります。

Zend_Auth との統合

Zend Framework には、ユーザ認証用のクラスが用意されています。 そう、Zend_Auth のことです。 このクラスを Zend_OpenId_Consumer と組み合わせて使うこともできます。次の例は、 OpenIdAdapterZend_Auth_Adapter_Interfaceauthenticate メソッドを実装する方法を示すものです。 これは、認証問い合わせと検証を行います。

このアダプタと既存のアダプタの大きな違いは、 このアダプタが 2 回の HTTP リクエストで動作することと OpenID 認証の第二段階、第三段階用に処理を振り分けるコードがあることです。

Example #10 OpenID 用の Zend_Auth アダプタ

_id = $id;
    }

    public function authenticate() {
        $id = $this->_id;
        if (!empty($id)) {
            $consumer = new Zend_OpenId_Consumer();
            if (!$consumer->login($id)) {
                $ret = false;
                $msg = "認証に失敗しました。";
            }
        } else {
            $consumer = new Zend_OpenId_Consumer();
            if ($consumer->verify($_GET, $id)) {
                $ret = true;
                $msg = "認証に成功しました。";
            } else {
                $ret = false;
                $msg = "認証に失敗しました。";
            }
        }
        return new Zend_Auth_Result($ret, $id, array($msg));
    }
}

$status = "";
$auth = Zend_Auth::getInstance();
if ((isset($_POST['openid_action']) &&
     $_POST['openid_action'] == "login" &&
     !empty($_POST['openid_identifier'])) ||
    isset($_GET['openid_mode'])) {
    $adapter = new OpenIdAdapter(@$_POST['openid_identifier']);
    $result = $auth->authenticate($adapter);
    if ($result->isValid()) {
        Zend_OpenId::redirect(Zend_OpenId::selfURL());
    } else {
        $auth->clearIdentity();
        foreach ($result->getMessages() as $message) {
            $status .= "$message
\n"; } } } else if ($auth->hasIdentity()) { if (isset($_POST['openid_action']) && $_POST['openid_action'] == "logout") { $auth->clearIdentity(); } else { $status = $auth->getIdentity() . " としてログインしました。
\n"; } } ?>
OpenID ログイン

Zend_Auth と組み合わせた場合、 エンドユーザの識別子はセッションに保存されます。 これを取得するには Zend_Auth::hasIdentity および Zend_Auth::getIdentity を使用します。

Zend_Controller との統合

最後に、Model-View-Controller アプリケーションへの組み込みについて簡単に説明しておきます。 Zend Framework のアプリケーションは Zend_Controller クラスを使用して実装されており、 エンドユーザのウェブブラウザに返す HTTP レスポンスは Zend_Controller_Response_Http クラスのオブジェクトを使用して準備しています。

Zend_OpenId_Consumer には GUI 機能はありませんが、 Zend_OpenId_Consumer::login および Zend_OpenId_Consumer::check に成功した場合に HTTP リダイレクトを行います。 もしそれ以前に何らかの情報がウェブブラウザに送信されていると、 このリダイレクトがうまく動作しません。 MVC コードで HTTP リダイレクトを正しく機能させるため、 Zend_OpenId_Consumer::login あるいは Zend_OpenId_Consumer::check の最後の引数に Zend_Controller_Response_Http を渡す必要があります。

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Introduction to Zend Framework
概要
インストール
Zend_Acl
導入
アクセス制御の洗練
高度な使用法
Zend_Auth
導入
データベースのテーブルでの認証
ダイジェスト認証
HTTP 認証アダプタ
LDAP 認証
Open ID 認証
Zend_Cache
導入
キャッシュの仕組み
Zend_Cache のフロントエンド
Zend_Cache のバックエンド
Zend_Captcha
Introduction
Captcha Operation
Captcha Adapters
Zend_Config
導入
動作原理
Zend_Config_Ini
Zend_Config_Xml
Zend_Console_Getopt
Getopt について
Getopt の規則の宣言
オプションおよび引数の取得
Zend_Console_Getopt の設定
Zend_Controller
Zend_Controller クイックスタート
Zend_Controller の基本
フロントコントローラ
リクエストオブジェクト
標準のルータ: Zend_Controller_Router_Rewrite
ディスパッチャ
アクションコントローラ
アクションヘルパー
レスポンスオブジェクト
プラグイン
モジュラーディレクトリ構造の規約の使用
MVC での例外
以前のバージョンからの移行
Zend_Currency
Zend_Currency について
通貨の操作方法
以前のバージョンからの移行
Zend_Date
導入
動作原理
基本メソッド
Zend_Date API の概要
日付の作成
日付関数全般用の定数
動作例
Zend_Db
Zend_Db_Adapter
Zend_Db_Statement
Zend_Db_Profiler
Zend_Db_Select
Zend_Db_Table
Zend_Db_Table_Row
Zend_Db_Table_Rowset
導入
Zend_Debug
変数の出力
Zend_Dojo
Introduction
Zend_Dojo_Data: dojo.data Envelopes
Dojo View Helpers
Dojo Form Elements and Decorators
Zend_Dom
導入
Zend_Dom_Query
Zend_Exception
例外の使用法
Zend_Feed
導入
フィードの読み込み
ウェブページからのフィードの取得
RSS フィードの使用
Atom フィードの使用
単一の Atom エントリの処理
フィードおよびエントリの構造の変更
独自のフィードクラスおよびエントリクラス
Zend_File
Zend_File_Transfer
Validators for Zend_File_Transfer
Zend_Filter
導入
標準のフィルタクラス群
フィルタチェイン
フィルタの書き方
Zend_Filter_Input
Zend_Filter_Inflector
Zend_Form
Zend_Form
Zend_Form クイックスタート
Zend_Form_Element を用いたフォーム要素の作成
Zend_Form によるフォームの作成
Zend_Form_Decorator による独自のフォームマークアップの作成
Zend Framework に同梱されている標準のフォーム要素
Zend Framework に同梱されている標準のデコレータ
Zend_Form の国際化
Zend_Form の高度な使用法
Zend_Gdata
Gdata について
AuthSub による認証
ClientLogin による認証
Google Calendar の使用法
Google Documents List Data API の使用法
Google Spreadsheets の使用法
Google Apps Provisioning の使用法
Google Base の使用法
YouTube Data API の使用法
Picasa Web Albums の使用法
Gdata の例外処理
Zend_Http
Zend_Http_Client - 導入
Zend_Http_Client - 高度な使用法
Zend_Http_Client - 接続アダプタ
Zend_Http_Cookie および Zend_Http_CookieJar
Zend_Http_Response
Zend_InfoCard
導入
Zend_Json
導入
基本的な使用法
JSON オブジェクト
XML から JSON への変換
Zend_Json_Server - JSON-RPC server
Zend_Layout
導入
Zend_Layout クイックスタート
Zend_Layout の設定オプション
Zend_Layout の高度な使用法
Zend_Ldap
導入
Zend_Loader
ファイルやクラスの動的な読み込み
プラグインのロード
Zend_Locale
導入
Zend_Locale の使用法
正規化および地域化
日付および時刻の扱い
ロケールがサポートする言語
ロケールがサポートする地域
Zend_Log
概要
ライター
フォーマッタ
フィルタ
Zend_Mail
導入
SMTP 経由での送信
SMTP 接続による複数のメールの送信
異なる転送手段の使用
HTML メール
ファイルの添付
受信者の追加
MIME バウンダリの制御
追加のヘッダ
文字セット
エンコーディング
SMTP 認証
セキュアな SMTP トランスポート
メールメッセージの読み込み
Zend_Measure
導入
計測値の作成
計測値の出力
計測値の操作
計測値の型
Zend_Memory
概要
メモリマネージャ
メモリオブジェクト
Zend_Mime
Zend_Mime
Zend_Mime_Message
Zend_Mime_Part
Zend_OpenId
導入
Zend_OpenId_Consumer の基本
Zend_OpenId_Provider
Zend_Paginator
Introduction
Usage
Configuration
Advanced usage
Zend_Pdf
導入
PDF ドキュメントの作成および読み込み
PDF ドキュメントへの変更内容の保存
ドキュメントのページ
描画
ドキュメントの情報およびメタデータ
Zend_Pdf モジュールの使用例
Zend_Registry
レジストリの使用法
Zend_Rest
導入
Zend_Rest_Client
Zend_Rest_Server
Zend_Search_Lucene
概要
インデックスの構築
インデックスの検索
クエリ言語
クエリ作成用の API
文字セット
拡張性
Java Lucene との相互運用
応用
ベストプラクティス
Zend_Server
導入
Zend_Server_Reflection
Zend_Service
導入
Zend_Service_Akismet
Zend_Service_Amazon
Zend_Service_Audioscrobbler
Zend_Service_Delicious
Zend_Service_Flickr
Zend_Service_Nirvanix
Zend_Service_ReCaptcha
Zend_Service_Simpy
導入
Zend_Service_StrikeIron
Zend_Service_StrikeIron: バンドルされているサービス
Zend_Service_StrikeIron: 応用編
Zend_Service_Technorati
Zend_Service_Yahoo
Zend_Session
導入
基本的な使用法
高度な使用法
グローバルセッションの管理
Zend_Session_SaveHandler_DbTable
Zend_Soap
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Zend_Soap_Client
WSDL Accessor
AutoDiscovery. Introduction
Class autodiscovering.
Functions autodiscovering.
Autodiscovering. Datatypes.
Zend_Test
Introduction
Zend_Test_PHPUnit
Zend_Text
Zend_Text_Figlet
Zend_TimeSync
導入
Zend_TimeSync の動作
Zend_Translate
導入
Zend_Translate のアダプタ
翻訳アダプタの使用法
Zend_Uri
Zend_Uri
Zend_Validate
導入
標準のバリデーションクラス群
バリデータチェイン
バリデータの書き方
Zend_Version
Zend Framework のバージョンの取得
Zend_View
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コントローラスクリプト
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Zend_View_Abstract
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Zend_XmlRpc
導入
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Zend Framework のシステム要件
PHP のバージョン
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Zend Framework のコンポーネント
Zend Framework の依存性
Zend Framework PHP 標準コーディング規約
概要
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