Previous Next

Zend Framework に同梱されている標準のフォーム要素

Zend Framework には標準でいくつかの具象要素クラスが組み込まれており、 HTML フォーム要素の大半を網羅しています。 そのほとんどは特定のビューヘルパーを指定して要素をデコレートするだけのものですが、 追加機能を提供しているものもあります。 ここでは、標準の要素クラスとその機能についての説明をまとめます。

Zend_Form_Element_Button

HTML の button 要素を作成する際に使用します。 Zend_Form_Element_ButtonZend_Form_Element_Submit を継承して独自の機能を追加したものです。 'formButton' ビューヘルパーでデコレートを行います。

submit 要素と同様、要素のラベルを表示時の値として使用します。 つまり、ボタンのテキストを設定するにはその要素の value を設定します。 翻訳アダプタが存在するときは、ラベルも翻訳されます。

ラベルも要素の一部なので、button 要素は ViewHelper デコレータと DtDdWrapper デコレータのみを使用します。

フォームの表示や検証の後で、 そのボタンが押されたかどうかを調べたい場合は isChecked() メソッドを使用します。

Zend_Form_Element_Captcha

CAPTCHAs は、ボットやその他の自動処理プロセスからの自動送信を防ぐための仕組みです。

Captcha フォーム要素は、フォームの captcha でどの Zend_Captcha アダプタ を使用するかを選択できます。 それからこのアダプタをオブジェクトのバリデータとして設定し、 CAPTCHA デコレータを使用してレンダリングを行います (CAPTCHA アダプタへのプロキシとなります)。

アダプタとしては Zend_Captcha の任意のアダプタを使用でき、また別途定義したその他のアダプタも使用できます。 そのためには、プラグインローダのプレフィックスパスを指定する際に 追加のキー 'CAPTCHA' あるいは 'captcha' を指定します。

$element->addPrefixPath('My_Captcha', 'My/Captcha/', 'captcha');

CAPTCHA を登録するには setCaptcha() メソッドを使用します。ここには、具象インスタンスあるいは CAPTCHA アダプタの短い名前を指定します。

// 具象インスタンス
$element->setCaptcha(new Zend_Captcha_Figlet());

// 短い名前
$element->setCaptcha('Dumb');

設定経由で要素を読み込みたい場合は、キー 'captcha' の値に配列 (キー 'captcha' を含むもの) を指定するか、 キー 'captcha' と 'captchaOptions' の両方を指定します。

// 単一の captcha キーの使用
$element = new Zend_Form_Element_Captcha('foo', array(
    'label' => "あなたが人間かどうかを確認します",
    'captcha' => array(
        'captcha' => 'Figlet',
        'wordLen' => 6,
        'timeout' => 300,
    ),
));

// captcha と captchaOptions の使用
$element = new Zend_Form_Element_Captcha('foo', array(
    'label' => "あなたが人間かどうかを確認します",
    'captcha' => 'Figlet',
    'captchaOptions' => array(
        'captcha' => 'Figlet',
        'wordLen' => 6,
        'timeout' => 300,
    ),
));

使用するデコレータは、captcha アダプタの設定によって決まります。 デフォルトでは Captcha デコレータ を使用しますが、 getDecorator() メソッドで別のアダプタを指定することもできます。

captcha アダプタそれ自体は、要素のバリデータとして動作することに注意しましょう。 さらに、NotEmpty バリデータは用いず、 その要素は必須指定となります。 ほとんどの場合は、フォームに captcha を表示させるために特に何もする必要はないでしょう。

Zend_Form_Element_Checkbox

HTML のチェックボックスは指定した値を返すことができます。 しかし、基本的には boolean として扱います。 チェックされている場合はその値が送信され、 チェックされていない場合はなにも送信されません。 内部的に、Zend_Form_Element_Checkbox はこの状態を強制します。

デフォルトでは、チェックされているときの値は '1' でチェックされていないときの値は '0' です。 使用する値を指定するには、アクセサ setCheckedValue() および setUncheckedValue() をそれぞれ使用します。内部的には、この値を設定すると、 渡された値が checked 値と一致する場合はその値を設定しますが、 それ以外の値が渡された場合は unchecked 値を設定します。

さらに、値を設定するとチェックボックスの checked プロパティも設定されます。 この内容を確認するには、 isChecked() を使用するか、単純にそのプロパティにアクセスします。 setChecked($flag) メソッドを使用すると、 フラグの状態を設定すると同時に checked 値あるいは unchecked 値のいずれか適切なほうを要素の値として設定します。 チェックボックス要素のチェック状態を設定するときには、 このメソッドを使用してプロパティが適切に設定されるようにしましょう。

Zend_Form_Element_Checkbox は 'formCheckbox' ビューヘルパーを使用します。 値としては常に checked 値を使用します。

Zend_Form_Element_File

File フォーム要素は、ファイルアップロード用のフィールドをフォームに用意します。 Zend_File_Transfer を内部で使用してこの機能を実現しており、 FormFile ビューヘルパーと File デコレータでフォーム要素を表示しています。

デフォルトでは、Http 転送アダプタを使用します。 これは $_FILES 配列の中身を読み取り、 バリデータやフィルタを使用できるようにします。 フォーム要素にアタッチされたバリデータおよびアダプタが、 この転送アダプタにアタッチされます。

例1 File フォーム要素の使用法

上の説明だけでは File フォーム要素を使うのが難しく感じられるかもしれません。 でも、実際に使ってみると比較的簡単なものです。

$element = new Zend_Form_Element_File('foo');
$element->setLabel('Upload an image:')
        ->setDestination('/var/www/upload');
// ファイルはひとつだけ
$element->addValidator('Count', false, 1);
// 最大で 100K
$element->addValidator('Size', false, 102400);
// JPEG、PNG および GIF のみ
$element->addValidator('Extension', false, 'jpg,png,gif');
$form->addElement($element, 'foo');

また、正しいエンコード形式をフォームに指定する必要があります。 'multipart/form-data' を使用しなければなりません。 これは、フォームの 'enctype' 属性で指定します。

$form->setAttrib('enctype', 'multipart/form-data');

フォームの検証が成功したら、 receive() でファイルを受信して最終的な場所に保存しなければなりません。 さらに、最終的な場所を取得するには getFileName() を使用します。

if (!$form->isValid()) {
    print "あららら... 検証エラー";
}

if (!$form->foo->receive()) {
    print "ファイル受信エラー";
}

$location = $form->foo->getFileName();

注意: デフォルトのアップロード先

デフォルトでは、システムの temp ディレクトリにファイルがアップロードされます。

注意: File の値

HTTP 内で、file 要素は値を持ちません。 したがって、またセキュリティ上の理由もあって、 getValue() ではアップロードしたファイル名だけしか取得できません。 完全パスを取得することはできません。完全な情報が欲しい場合は、 getFileName() をコールすればパスおよびファイル名が得られます。

注意: getFileName() の返り値

The result returned by the getFileName() method will change depending on how many files the Zend_Form_Element_File uploaded:

  • A single file: string containing the single file name.

  • Multiple files: an array, where each item is a string containing a single file name.

  • No files: an empty array

デフォルトでは、フォーム上で getValues() をコールしたときにファイルが自動的に受信されます。 このような挙動となる理由は、ファイルそのものが file 要素の値となるからです。

$form->getValues();

注意:

したがって、 getValues() をコールした後に改めて receive() をコールしても何も影響を及ぼしません。また、 Zend_File_Transfer のインスタンスを作成しても何も影響を及ぼしません。 受信すべきファイルはもうないからです。

しかし、ファイルを受信せずに getValues() をコールしたい場合もあるかもしれません。 そのような場合は setValueDisabled(true) をコールします。 このフラグの値を取得するには isValueDisabled() をコールします。

例2 明示的なファイルの取得

まずは setValueDisabled(true) をコールします。

$element = new Zend_Form_Element_File('foo');
$element->setLabel('Upload an image:')
        ->setDestination('/var/www/upload')
        ->setValueDisabled(true);

これで、 getValues() をコールしてもファイルは取得されなくなります。 したがって、file 要素上で receive() をコールするか、 あるいは Zend_File_Transfer のインスタンスを自分で作成しなければなりません。

$values = $form->getValues();

if ($form->isValid($form->getPost())) {
    if (!$form->foo->receive()) {
        print "Upload error";
    }
}

アップロードされたファイルの状態については、次のメソッドで調べることができます。

  • isUploaded(): file 要素がアップロード済みかどうかを調べます。

  • isReceived(): file 要素を既に受信済みかどうかを調べます。

  • isFiltered(): フィルタが file 要素に適用済みかどうかを調べます。

例3 オプションのファイルがアップロードされたかどうかの確認

$element = new Zend_Form_Element_File('foo');
$element->setLabel('Upload an image:')
        ->setDestination('/var/www/upload')
        ->setRequired(false);
$element->addValidator('Size', false, 102400);
$form->addElement($element, 'foo');

// file 要素 foo はオプションですが、もしアップロードされた場合はここに到達します
if ($form->foo->isUploaded()) {
    // foo がアップロードされたので、ここで何かをします
}

Zend_Form_Element_File は複数のファイルもサポートしています。 setMultiFile($count) メソッドをコールすると、 作成したい file 要素の数を設定できます。 これを使えば、同じ設定を何度も行う手間が省けます。

例4 複数のファイルの設定

複数の要素を作成する方法は、単一の要素を作成する場合と同じで、 作成した後にさらに setMultiFile() をコールするだけです。

$element = new Zend_Form_Element_File('foo');
$element->setLabel('Upload an image:')
        ->setDestination('/var/www/upload');
// ファイルの数を最小で 1、最大で 3 とします
$element->addValidator('Count', false, array('min' => 1, 'max' => 3));
// 100K までに制限します
$element->addValidator('Size', false, 102400);
// JPEG, PNG, および GIF のみを有効とします
$element->addValidator('Extension', false, 'jpg,png,gif');
// 3 つの file 要素を作成します
$element->setMultiFile(3);
$form->addElement($element, 'foo');

ビューにおいて、同じ設定のファイルアップロード要素が 3 つ取得できます。 現在設定されている値を取得するには getMultiFile() をコールします。

注意: サブフォームにおける File 要素

file 要素をサブフォーム内で使う場合は、一意な名前を設定する必要があります。 subform1 の file 要素を "file" という名前にしたのなら、 subform2 ではそれと違う名前にしなければなりません。

同名の file 要素が複数存在した場合、 後から登場した要素は表示 (送信) されません。

さらに、file 要素はサブフォーム内ではレンダリングされません。 file 要素をサブフォームに追加する場合は、 要素のレンダリングをメインフォームで行うことになります。

アップロードされるファイルのサイズを制限するには、 フォームで受け付けるファイルサイズの最大値も設定しなければなりません。 受け付けるサイズをクライアント側で制限するには、form のオプション MAX_FILE_SIZE を設定します。この値を setMaxFileSize($size) メソッドで設定すると、 それが file 要素のレンダリング時に用いられます。

$element = new Zend_Form_Element_File('foo');
$element->setLabel('Upload an image:')
        ->setDestination('/var/www/upload')
        ->addValidator('Size', false, 102400) // 100K までに制限します
        ->setMaxFileSize(102400); // ファイルサイズをクライアント側で制限します
$form->addElement($element, 'foo');

注意: 複数の file 要素がある場合の MaxFileSize

複数の file 要素をフォームで使用する場合は、 MAX_FILE_SIZE を設定する必要があるのは一度だけです。 複数回設定すると、後から設定した値がそれまでの値を上書きします。

また、複数のフォームを使用する場合であってもこれがあてはまることに注意しましょう。

Zend_Form_Element_Hidden

Hidden 要素はただ単にデータを送信するだけのもので、 ユーザはその値を変更してはいけません。 Zend_Form_Element_Hidden は、この機能を 'formHidden' ビューヘルパーで実現します。

Zend_Form_Element_Hash

この要素は CSRF 攻撃からフォームを保護するものです。 送信されたデータがもとのフォームのユーザセッションからのものである (悪意のあるスクリプトからのものではない) ことを保証できるようにします。 これを実現するために、フォームにハッシュ要素を追加して あとでそのハッシュを検証するようにしています。

ハッシュ要素の名前は一意なものでなければなりません。 この要素ではオプション salt を使うことを推奨します。 名前が同じでも salt が異なればハッシュは衝突しません。

$form->addElement('hash', 'no_csrf_foo', array('salt' => 'unique'));

salt は、後から setSalt($salt) メソッドを使って設定することもできます。

内部的には、この要素は一意な ID を Zend_Session_Namespace を用いて保存しており、 送信されたときにその内容 (TTL が期限切れになっていないかどうか) をチェックしています そして、'Identical' バリデータを使用して、 送信されたハッシュと保存されているハッシュを比較します。

'formHidden' ビューヘルパーを使用して要素をフォームにレンダリングします。

Zend_Form_Element_Image

画像もフォーム要素として使用できます。 これを用いると、フォームのボタンにグラフィカルな要素を指定したりできます。

この要素には、元となる画像が必要です。 Zend_Form_Element_Image では、それを setImage() アクセサ (あるいは設定キー 'image') で設定します。 また、画像を submit したときに使用する値は、 setImageValue() アクセサ (あるいは設定キー 'imageValue') でオプションとして設定できます。 その要素に設定された値が imageValue とマッチした場合、アクセサ isChecked()TRUE を返します。

Image 要素はその value を元画像として使用し、 Image デコレータ でレンダリングを行います (それ以外に標準のデコレータ Errors、HtmlTag および Label も使用します)。 オプションのタグを Image デコレータに指定すると、 それで image 要素をラップできます。

Zend_Form_Element_MultiCheckbox

関連する複数のチェックボックスをひとまとめにし、 結果をグループ化して扱いたいこともあるでしょう。ちょうど Multiselect に似ていますが、ドロップダウンリストではなく チェックボックス形式で表示させたいのです。

Zend_Form_Element_MultiCheckbox は それを行うためのものです。Multi 要素を継承したその他の要素を同様に、 選択肢のリストを指定してそれらを同じ方法で検証できます。 'formMultiCheckbox' ビューヘルパーを使用して、 フォームの送信内容を配列で返すようにします。

デフォルトでは、この要素は InArray バリデータを登録します。このバリデータは、 登録されたオプションの配列のキーに対して検証を行います。 この振る舞いを無効にするには setRegisterInArrayValidator(false) をコールするか、あるいは設定キー registerInArrayValidatorFALSE 値を渡します。

チェックボックスのオプションを操作するには、 次のメソッドを使用します。

  • addMultiOption($option, $value)

  • addMultiOptions(array $options)

  • setMultiOptions(array $options) (既存のオプションを上書きします)

  • getMultiOption($option)

  • getMultiOptions()

  • removeMultiOption($option)

  • clearMultiOptions()

チェックされた項目を指定するには、値の配列を setValue() に渡す必要があります。 次の例は、値 "bar" と "bat" をチェックします。

$element = new Zend_Form_Element_MultiCheckbox('foo', array(
    'multiOptions' => array(
        'foo' => 'Foo Option',
        'bar' => 'Bar Option',
        'baz' => 'Baz Option',
        'bat' => 'Bat Option',
    );
));

$element->setValue(array('bar', 'bat'));

値をひとつだけ指定する場合でも、配列形式でなければならないことに注意しましょう。

Zend_Form_Element_Multiselect

XHTMLselect 要素には 'multiple' 属性を指定できます。 これは、普通の要素ではなく複数項目を選択できる要素を表します。 Zend_Form_Element_Multiselect は、 Zend_Form_Element_Select を継承して multiple 要素を 'multiple' に設定したものです。基底クラス Zend_Form_Element_Multi を継承したその他のクラスと同様、以下のメソッドでオプションを操作できます。

  • addMultiOption($option, $value)

  • addMultiOptions(array $options)

  • setMultiOptions(array $options) (既存のオプションを上書きします)

  • getMultiOption($option)

  • getMultiOptions()

  • removeMultiOption($option)

  • clearMultiOptions()

フォームや要素に翻訳アダプタが登録されている場合は、 表示時にオプションの値が翻訳されます。

デフォルトでは、この要素は InArray バリデータを登録します。このバリデータは、 登録されたオプションの配列のキーに対して検証を行います。 この振る舞いを無効にするには setRegisterInArrayValidator(false) をコールするか、あるいは設定キー registerInArrayValidatorFALSE 値を渡します。

Zend_Form_Element_Password

Password 要素は、基本的には通常の text 要素と同じです。 しかし、フォームの再描画時やエラーメッセージなどに 入力内容を表示させないようにします。

Zend_Form_Element_Password は、これを実現するために 各バリデータ上で setObscureValue(true) (検証エラーの際のメッセージでパスワードを表示させない) をコールし、'formPassword' ビューヘルパー (渡された値を表示しない) を使用します。

Zend_Form_Element_Radio

Radio 要素は、いくつかの選択肢を指定してその中から ひとつを選ばせるためのものです。 Zend_Form_Element_Radio は規定クラス Zend_Form_Element_Multi を継承したもので、 複数のオプションを指定できます。そして、それを表示するために formRadio ビューヘルパーを使用します。

デフォルトでは、この要素は InArray バリデータを登録します。このバリデータは、 登録されたオプションの配列のキーに対して検証を行います。 この振る舞いを無効にするには setRegisterInArrayValidator(false) をコールするか、あるいは設定キー registerInArrayValidatorFALSE 値を渡します。

Multi 要素基底クラスを継承したその他のクラスと同様、 以下のメソッドでラジオボタンの表示オプションを操作できます。

  • addMultiOption($option, $value)

  • addMultiOptions(array $options)

  • setMultiOptions(array $options) (既存のオプションを上書きします)

  • getMultiOption($option)

  • getMultiOptions()

  • removeMultiOption($option)

  • clearMultiOptions()

Zend_Form_Element_Reset

Reset ボタンはフォームの入力内容をクリアするために使用します。 データは送信されません。しかし、表示時の役割があるため、 標準要素のひとつとして組み込まれています。

Zend_Form_Element_ResetZend_Form_Element_Submit を継承しています。ボタンの表示時にはラベルを使用し、 翻訳アダプタが存在する場合はそれが翻訳されます。 この要素が使用するデコレータは 'ViewHelper' と 'DtDdWrapper' のみです。 この要素にはエラーメッセージがなく、またラベルも必須ではないからです。

Zend_Form_Element_Select

セレクトボックスは、指定したデータの中から選択させたいときに使用するものです。 Zend_Form_Element_Select は、 セレクトボックスをお手軽に作成します。

デフォルトでは、この要素は InArray バリデータを登録します。このバリデータは、 登録されたオプションの配列のキーに対して検証を行います。 この振る舞いを無効にするには setRegisterInArrayValidator(false) をコールするか、あるいは設定キー registerInArrayValidatorFALSE 値を渡します。

Multi 要素を継承したその他のクラスと同様、 以下のメソッドでオプションを操作できます。

  • addMultiOption($option, $value)

  • addMultiOptions(array $options)

  • setMultiOptions(array $options) (既存のオプションを上書きします)

  • getMultiOption($option)

  • getMultiOptions()

  • removeMultiOption($option)

  • clearMultiOptions()

Zend_Form_Element_Select は 'formSelect' ビューヘルパーでデコレートを行います。

Zend_Form_Element_Submit

Submit ボタンはフォームの内容を送信するための要素です。 複数の submit ボタンを使用することもできます。 どの submit ボタンでデータを送信したかによって、 どのアクションを実行するのかを切り替えることができます。 Zend_Form_Element_Submit では、この判断をしやすくするために isChecked() メソッドを用意しています。 フォームから送信される submit ボタンはひとつだけなので、 各 submit 要素に対してこのメソッドをコールすることで どのボタンが押されたのかを判断できます。

Zend_Form_Element_Submit はラベルを submit ボタンの "値" として使用します。翻訳アダプタが存在する場合はこれを翻訳します。 isChecked() は、送信された値をこのラベルと比較し、 そのボタンが押されたのかどうかを判断します。

ViewHelper デコレータと DtDdWrapper デコレータを使用して要素をレンダリングします。label デコレータは使用しません。要素のレンダリング時にはボタンのラベルを使用するからです。 また、一般的には submit 要素にはエラーを関連付けません。

Zend_Form_Element_Text

最もよく用いられているフォーム要素は text 要素です。 これはテキスト入力用の要素で、大半の入力項目に適しています。 Zend_Form_Element_Text は、単純に 'formText' ビューヘルパーを使用して要素を表示します。

Zend_Form_Element_Textarea

Textarea は大量のテキストを入力させるために使用します。 テキストの量に制限を設けません (サーバや PHP の設定による制限は除きます)。 Zend_Form_Element_Textarea は 'textArea' ビューヘルパーを使用して要素とその値を表示します。

Previous Next
Zend Framework の紹介
概要
インストール
Zend Framework を学ぶ(主に英語)
クイックスタート(ごく一部のみ日本語)
Zend Framework & MVC Introduction
プロジェクトを作成
Create A Layout
モデルとデータベーステーブルの作成
Create A Form
おめでとう!
オートローディング(英語)
Introduction
Goals and Design
Basic Autoloader Usage
Resource Autoloading
Conclusion
プラグイン(英語)
Introduction
Using Plugins
Conclusion
Zend_Layout 入門(英語)
Introduction
Using Zend_Layout
Zend_Layout: Conclusions
Zend_View プレイスフォルダ入門(英語)
Introduction
Basic Placeholder Usage
Standard Placeholders
View Placeholders: Conclusion
Zend Form デコレータを理解して使う(ごく一部のみ日本語)
Introduction
Decorator Basics
Layering Decorators
Rendering Individual Decorators
Creating and Rendering Composite Elements
結論
Zend_Session, Zend_Auth, Zend_Acl 入門(英語)
Building Multi-User Applications With Zend Framework
Managing User Sessions In ZF
Authenticating Users in Zend Framework
Building an Authorization System in Zend Framework
Zend_Search_Lucene 入門(一部日本語)
Zend_Search_Lucene Introduction
Lucene Index Structure
インデックスのオープンと生成
索引付け
検索
サポートされるクエリー
検索結果のページ化
Zend_Paginator 入門(英語)
Introduction
Simple Examples
Pagination Control and ScrollingStyles
Putting it all Together
Zend Framework リファレンス
Zend_Acl
導入
アクセス制御の洗練
高度な使用法
Zend_Amf
導入
Zend_Amf_Server(日本語)
Zend_Application
導入
Zend_Application クイックスタート
Theory of Operation
コア機能
利用できるリソースプラグイン
Zend_Auth
導入
データベースのテーブルでの認証
ダイジェスト認証
HTTP 認証アダプタ
LDAP 認証
Open ID 認証
Zend_Barcode
導入
Barcode creation using Zend_Barcode class
Zend_Barcode Objects
Zend_Barcode Renderers
Zend_Cache
導入
キャッシュの仕組み
Zend_Cache のフロントエンド
Zend_Cache のバックエンド
The Cache Manager
Zend_Captcha
導入
Captcha の方法
CAPTCHA アダプタ
SimpleCloud API: Zend_Cloud
Document Service Introduction
Queue Service Introduction
StorageService Introduction
Zend_CodeGenerator
導入
Zend_CodeGeneratorサンプル
Zend_CodeGenerator リファレンス
Zend_Config
導入
動作原理
Zend_Config_Ini(日本語)
Zend_Config_Json
Zend_Config_Xml(日本語)
Zend_Config_Yaml
Zend_Config_Writer
Zend_Config_Writer(日本語)
Zend_Console_Getopt
導入
Getopt の規則の宣言
オプションおよび引数の取得
Zend_Console_Getopt の設定
Zend_Controller
Zend_Controller クイックスタート
Zend_Controller の基本
フロントコントローラ
リクエストオブジェクト
標準のルータ
ディスパッチャ
アクションコントローラ
アクションヘルパー
レスポンスオブジェクト
プラグイン
モジュラーディレクトリ構造の規約の使用
MVC での例外
Zend_Currency
Zend_Currency について
Using Zend_Currency
Options for currencies
What makes a currency?
Where is the currency?
How does the currency look like?
How much is my currency?
Calculating with currencies
Exchanging currencies
Additional informations on Zend_Currency
Zend_Date
導入
動作原理
基本メソッド
Zend_Date API の概要
日付の作成
日付関数全般用の定数
動作例
Zend_Db
Zend_Db_Adapter(日本語)
Zend_Db_Statement(日本語)
Zend_Db_Profiler(日本語)
Zend_Db_Select(日本語)
Zend_Db_Table(日本語)
Zend_Db_Table_Row(日本語)
Zend_Db_Table_Rowset(日本語)
導入
Zend_Db_Table_Definition(日本語)
Zend_Debug
変数の出力
Zend_Dojo
導入
Zend_Dojo_Data: dojo.data エンベロープ
Dojo ビューヘルパー
Dojoフォーム要素とデコレーター
Zend_Dojo build layer support
Zend_Dom
導入
Zend_Dom_Query(日本語)
Zend_Exception
例外の使用法
基本的な使用法
Previous Exceptions (前の例外)
Zend_Feed
導入
フィードの読み込み
ウェブページからのフィードの取得
RSS フィードの使用
Atom フィードの使用
単一の Atom エントリの処理
フィードおよびエントリの構造の変更
独自のフィードクラスおよびエントリクラス
Zend_Feed_Reader
Zend_Feed_Writer
Zend_Feed_Pubsubhubbub
Zend_File
Zend_File_Transfer(日本語)
Zend_File_Transfer 用のバリデータ
Filters for Zend_File_Transfer
Zend_Filter
導入
標準のフィルタクラス群
フィルタチェイン
フィルタの書き方
Zend_Filter_Input(日本語)
Zend_Filter_Inflector(日本語)
Zend_Form
Zend_Form(日本語)
Zend_Form クイックスタート
Zend_Form_Element を用いたフォーム要素の作成
Zend_Form によるフォームの作成
Zend_Form_Decorator による独自のフォームマークアップの作成
Zend Framework に同梱されている標準のフォーム要素
Zend Framework に同梱されている標準のデコレータ
Zend_Form の国際化
Zend_Form の高度な使用法
Zend_Gdata
導入
AuthSub による認証
Using the Book Search Data API
ClientLogin による認証
Google Calendar の使用法
Google Documents List Data API の使用法
Using Google Health
Google Spreadsheets の使用法
Google Apps Provisioning の使用法
Google Base の使用法
Picasa Web Albums の使用法
YouTube Data API の使用法
Gdata の例外処理
Zend_Http
導入
Zend_Http_Client - 高度な使用法
Zend_Http_Client - 接続アダプタ
Zend_Http_Cookie および Zend_Http_CookieJar
Zend_Http_Response(日本語)
Zend_Http_UserAgent
The UserAgent Device Interface
The UserAgent Features Adapter
The WURFL UserAgent Features Adapter
The DeviceAtlas UserAgent Features Adapter
The TeraWurfl UserAgent Features Adapter
The UserAgent Storage Interface
The Session UserAgent Storage Adapter
Zend_InfoCard
導入
Zend_Json
導入
基本的な使用法
Zend_Json の高度な使用法
XML から JSON への変換
Zend_Json_Server - JSON-RPCサーバー
Zend_Layout
導入
Zend_Layout クイックスタート
Zend_Layout の設定オプション
Zend_Layout の高度な使用法
Zend_Ldap
導入
API概要
利用シナリオ
ツール
Zend_Ldap_Nodeを使用してLDAPツリーへのオブジェクト指向アクセス
LDAPサーバから情報を取得
LDIFへ、または、からのLDAPデータシリアライズ
Zend_Loader
ファイルやクラスの動的な読み込み
The Autoloader
Resource Autoloaders
プラグインのロード
Zend_Locale
導入
Zend_Locale の使用法
正規化および地域化
日付および時刻の扱い
サポートするロケール
Zend_Log
概要
ライター
フォーマッタ
フィルタ
Using the Factory to Create a Log
Zend_Mail
導入
SMTP 経由での送信
SMTP 接続による複数のメールの送信
異なる転送手段の使用
HTML メール
ファイルの添付
受信者の追加
MIME バウンダリの制御
追加のヘッダ
文字セット
エンコーディング
SMTP 認証
セキュアな SMTP トランスポート
メールメッセージの読み込み
Zend_Markup
導入
さあ始めましょう
Zend_Markup パーサー
Zend_Markup レンダラー
Zend_Measure
導入
計測値の作成
計測値の出力
計測値の操作
計測値の型
Zend_Memory
概要
メモリマネージャ
メモリオブジェクト
Zend_Mime
Zend_Mime(日本語)
Zend_Mime_Message(日本語)
Zend_Mime_Part(日本語)
Zend_Navigation
導入
画面
Containers
Zend_Oauth
Introduction to OAuth
Zend_OpenId
導入
Zend_OpenId_Consumer の基本
Zend_OpenId_Provider(日本語)
Zend_Paginator
導入
使用法
設定
高度な使用法
Zend_Pdf
導入
PDF ドキュメントの作成および読み込み
PDF ドキュメントへの変更内容の保存
ページの操作
描画
Interactive Features
ドキュメントの情報およびメタデータ
Zend_Pdf モジュールの使用例
Zend_ProgressBar
Zend_ProgressBar(日本語)
Zend_Queue
導入
使用例
フレームワーク
アダプタ
Zend_Queueのカスタマイズ
Stomp(日本語)
Zend_Reflection
導入
Zend_Reflectionサンプル
Zend_Reflectionリファレンス
Zend_Registry
レジストリの使用法
Zend_Rest
導入
Zend_Rest_Client(日本語)
Zend_Rest_Server(日本語)
Zend_Search_Lucene
概要
インデックスの構築
インデックスの検索
クエリ言語
クエリ作成用の API
文字セット
拡張性
Java Lucene との相互運用
応用
ベストプラクティス
Zend_Serializer
導入
Zend_Serializer_Adapter
Zend_Server
導入
Zend_Server_Reflection(日本語)
Zend_Service
導入
Zend_Service_Akismet(日本語)
Zend_Service_Amazon(日本語)
Zend_Service_Amazon_Ec2(日本語)
Zend_Service_Amazon_Ec2: Instances
Zend_Service_Amazon_Ec2: Windows Instances
Zend_Service_Amazon_Ec2: Reserved Instances
Zend_Service_Amazon_Ec2: CloudWatch Monitoring
Zend_Service_Amazon_Ec2: Amazon Machine Images (AMI)
Zend_Service_Amazon_Ec2: Elastic Block Storage (EBS)
Zend_Service_Amazon_Ec2: Elastic IP Addresses
Zend_Service_Amazon_Ec2: Keypairs(日本語)
Zend_Service_Amazon_Ec2:リージョンおよび利用可能ゾーン
Zend_Service_Amazon_Ec2: Security Groups
Zend_Service_Amazon_S3
Zend_Service_Amazon_Sqs
Zend_Service_Audioscrobbler(日本語)
Zend_Service_Delicious(日本語)
Zend_Service_DeveloperGarden
Zend_Service_Ebay
Zend_Service_Ebay_Finding
Zend_Service_Flickr(日本語)
Zend_Service_LiveDocx
Zend_Service_Nirvanix(日本語)
Zend_Service_ReCaptcha(日本語)
Zend_Service_ShortUrl
Zend_Service_Simpy(日本語)
Zend_Service_SlideShare(日本語)
Zend_Service_StrikeIron(日本語)
Zend_Service_StrikeIron: バンドルされているサービス
Zend_Service_StrikeIron: 応用編
Zend_Service_Technorati(日本語)
Zend_Service_Twitter
Zend_Service_WindowsAzure
Zend_Service_WindowsAzure_Storage_Blob
Zend_Service_WindowsAzure_Diagnostics_Manager
Zend_Service_WindowsAzure_Storage_Queue
Zend_Service_WindowsAzure_Storage_Table
Zend_Service_Yahoo(日本語)
Zend_Session
導入
基本的な使用法
高度な使用法
グローバルセッションの管理
Zend_Session_SaveHandler_DbTable(日本語)
Zend_Soap
Zend_Soap_Server(日本語)
Zend_Soap_Client(日本語)
WSDLアクセッサ
自動検出
Zend_Tag
導入
Zend_Tag_Cloud
Zend_Test
導入
Zend_Test_PHPUnit(日本語)
Zend_Test_PHPUnit_Db(日本語)
Zend_Text
Zend_Text_Figlet(日本語)
Zend_Text_Table(日本語)
Zend_TimeSync
導入
Zend_TimeSync の動作
Zend_Tool
Using Zend_Tool On The Command Line
Extending Zend_Tool
Zend_Tool_Framework
導入
CLIツールの使用
アーキテクチャ
Zend_Tool_Frameworkを利用してプロバイダを作成する
出荷されたシステムプロバイダー
Extending and Configuring Zend_Tool_Framework
Zend_Tool_Project
導入
プロジェクトを作成
Zend_Tool Project Providers
Zend_Tool_Project Internals
Zend_Translate
導入
Zend_Translate のアダプタ
翻訳アダプタの使用法
ソースファイルの作成
翻訳用の追加機能
Plural notations for Translation
Zend_Uri
Zend_Uri(日本語)
Zend_Validate
導入
標準のバリデーションクラス群
バリデータチェイン
バリデータの書き方
検証メッセージ(一部日本語)
Zend_Version
Zend Framework のバージョンの取得
Zend_View
導入
コントローラスクリプト
ビュースクリプト
ビューヘルパー
Zend_View_Abstract(日本語)
Zend_Wildfire
Zend_Wildfire(日本語)
Zend_XmlRpc
導入
Zend_XmlRpc_Client
Zend_XmlRpc_Server(日本語)
ZendX_Console_Process_Unix
ZendX_Console_Process_Unix
ZendX_JQuery
Introduction
ZendX_JQuery View Helpers
ZendX_JQuery Form Elements and Decorators
Zend Framework のシステム要件
導入
Zend Framework 移行上の注意
Zend Framework 1.10(一部日本語)
Zend Framework 1.9(一部日本語)
Zend Framework 1.8(日本語)
Zend Framework 1.7(日本語)
Zend Framework 1.6(日本語)
Zend Framework 1.5(日本語)
Zend Framework 1.0(日本語)
Zend Framework 0.9(日本語)
Zend Framework 0.8(日本語)
Zend Framework 0.6(日本語)
Zend Framework PHP 標準コーディング規約
概要
PHP ファイルの書式
命名規約
コーディングスタイル
Zend Framework ドキュメント標準(一部日本語)
概要
ドキュメントファイル形式
推奨事項
Zend Framework MVC アプリケーションのために推奨されるプロジェクト構造
概要
推奨されるプロジェクト・ディレクトリ構造
モジュール構造
リライト設定ガイド
Zend Framework パフォーマンスガイド
導入
クラスの読み込み
Zend_Dbパフォーマンス
国際化(i18n)とローカライズ(l10n)
ビューのレンダリング
著作権に関する情報